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オーストラリアのホームステイでシャンプーはどうする?

オーストラリアへの留学やワーホリでホームステイをする際、意外と話題に上がるのがシャンプー事情。

本記事では、オーストラリアでホームステイを予定している日本人の方に向けて、シャンプーの準備や現地での購入方法、シャワー事情、ヘアケア対策まで、実用的な情報をまとめてご紹介します。

オーストラリアのホームステイにシャンプーは持参すべき?

結論から言えば、日本で使い慣れたシャンプーを持っていくのが安心です。

特に、髪質や頭皮の敏感さにこだわりがある方は、少量であっても自分に合った日本のシャンプー持っていくのが無難です。

その理由を以下に詳しく説明します。

なぜシャンプーを持参するべきか?

  1. 気候の影響

オーストラリアは日本に比べて湿度が低く、特に内陸部や乾燥した季節には髪が乾燥しやすくなります。

特に乾燥に敏感な方は、適切なシャンプーで保護することが重要です。日本のシャンプーは、日本人の髪の保湿を重視した成分が含まれており、乾燥対策に適しています。

  1. ホームステイ先の状況

ホームステイ先で提供されるシャンプーは、ホストファミリーの髪質にあったものをおいているケースがほとんどなので、日本人の髪質に合いづらいものが用意されている場合があります。

そのため、自分の髪質に合ったシャンプーを持参することで、安心してヘアケを続けられます。

  1. 水質の違い

オーストラリアの多くの地域では硬水が一般的で、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多く含まれています。

硬水は、髪のキューティクルを傷つけ、乾燥やパサつきを引き起こすことがあります。

そのため、日本人の髪の保湿に特化したシャンプーの利用をおすすめしますが、日本のシャンプーは、軟水に最適化されている場合が多く、硬水に対応した成分が含まれていないことがある、という点への注意が必要です。

シャンプーを持参する際のポイント

ポイント詳細
トラベルサイズを選ぶ手荷物として持っていく場合は、航空会社の液体持ち込み制限(100ml以下)を考慮し、トラベルサイズのシャンプーを持参しましょう。
漏れ防止対策ジップロックや密封容器に入れて、荷物の中で漏れないように注意しましょう。
現地調達の準備長期間滞在する場合は、現地で購入可能なシャンプーを事前にリサーチしておくと安心です(後述)。

1週間以上の滞在であれば、最低でも数日分のシャンプーは準備しておくと安心です。

ホームステイ先でシャンプーは借りられる?

ホームステイ先でシャンプーを借りられるかどうかは、ホストファミリーによって異なりますが、一般的には貸してもらえることが多いです。
ただし、借りる際にはいくつか注意すべきポイントがあります。

シャンプーを借りる場合の注意点

オーストラリアのシャンプーは、硬水でもしっかり洗えるように洗浄力が強めに作られていることが多く、使用感が日本のシャンプーと大きく異なる場合があります。
頭皮や髪の油分を必要以上に取り除いてしまい、乾燥やかゆみが出やすくなることもあります。

特に髪が細い・乾燥しやすい、カラーやパーマをしている方は、ホストファミリーのシャンプーが合わず、髪の痛みを感じる可能性があります。
短期滞在であれば問題ないことも多いですが、1ヶ月以上の長期滞在の場合は、なるべく自分に合ったシャンプーを持参するか、現地で購入するのが安心です。

シャンプーを借りるときのマナー

ホームステイ先でホストのシャンプーを借りる場合は、以下のマナーを守りましょう:

  • 事前に許可を得る
    「シャンプーを使ってもいいですか?」と、きちんと確認しましょう。
  • 使う量は控えめに
    適切な量を使うよう心がけましょう。頻繁に使う場合は、自分専用のシャンプーを用意するのがスマートです。
  • 感謝の気持ちを伝える
    使用後には「ありがとう」とお礼を伝えることで、良好な関係を築くことができます。

シャンプーを使ってよいか確認する際は、以下のように丁寧に尋ねてみましょう:

Is it okay if I use the shampoo in the bathroom? バスルームのシャンプーを使ってもいいですか?
May I use the shampoo in the bathroom? バスルームのシャンプーを使ってもいいですか?(少々フォーマル)

このように一言添えるだけで、ホストファミリーとの信頼関係がぐっと良くなります。

オーストラリアのシャワー事情については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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オーストラリアで買えるおすすめのシャンプー

シャンプー画像特徴


OGX 
Argan Oil of Morocco
アルガンオイル配合で、髪にツヤと潤いを与えてくれます。容器が比較的小さく、持ち運びやすいところもおすすめです。


PANTENE
Daily Moisture Renewal Shampoo
プロビタミンB5配合で、髪の内側から潤いを補給してくれます。PANTENEは日本でもなじみがあるブランドなので、手に取りやすいです。


Herbal Essences
Hello Hydration Deeply Moisturizing Shampoo
潤いを与えながら、ヘアカラーもキープしてくれる優れもののシャンプーです。


TRESemmé 
Rich Moisture Shampoo
しっとりとした髪に洗いあげてくれるシャンプー。大容量なので、コスパがいい点もおすすめです。

購入時の注意点

  • オーストラリアでは、硬水でも泡立ちが良く、保湿力の高いシャンプーを選ぶのがおすすめです。
  • 日本と比べて大容量タイプが多く販売されていますが、価格が安いからといっていきなり大容量を購入するのは避けたほうが無難です。

まずはトラベルサイズや少量サイズで試してから、自分に合うか確認してから購入すると安心です。

店頭で定員さんに保湿系のシャンプーがどれか聞きたいときは、以下のように聞いてみましょう。

Do you have any moisturizing shampoos for dry hair? 乾燥した髪のための、保湿シャンプーはありますか?
Could you recommend a moisturizing shampoo for dry hair? 乾燥した髪のための、保湿シャンプーでおすすめはありますか?(より丁寧)

オーストラリアでホームステイ中のヘアケア対策

オーストラリアの環境で髪を健康に保つためには、シャンプー選びだけでなく、トータルなヘアケア対策が重要です。

ここでは、日本人向けの実践的なヘアケア対策をご紹介します。

  1. 保湿ケアを徹底しよう
  • コンディショナーは必須

シャンプー後にコンディショナー(リンス)やトリートメントを使用し、髪の水分を閉じ込めましょう。

  • ヘアオイルの活用

アルガンオイルやマカダミアオイルなどのヘアオイルを少量、毛先になじませると乾燥対策に効果的です。

  1. オーストラリアの硬水対策
  • フィルター付きシャワーヘッドを検討

ホームステイ先で許可が得られる場合、硬水を軟水に近づけるフィルター付きのシャワーヘッドを設置することで、髪と頭皮への負担が軽減されます。

  • すすぎは丁寧に

硬水は泡が残りやすいため、短時間でもしっかりすすぐことを心がけましょう。

  1. シャワー後の正しいケア
  • タオルドライをしっかり行う

髪を乾かす工程で一番重要なのが、タオルドライ。毛先だけでなく、頭皮から水分をしっかり拭き取る意識で行いましょう。

  • ドライヤーは必ず使う

濡れた髪を放置すると、ダメージの原因になります。普段ドライヤーを使わない方も、オーストラリアではしっかりと乾かすことでダメージを防げます。

  1. 紫外線・乾燥対策も忘れずに
  • 帽子やUVスプレーで紫外線をカット

オーストラリアの強い紫外線は髪を乾燥させます。外出時は帽子やUVスプレーで保護することをおすすめします。

  • 加湿器で乾燥対策

ホームステイ先の部屋が乾燥している場合、小型加湿器を持ち込むのもおすすめ。髪だけでなく、肌の乾燥防止にも役立ちます。

まとめ

オーストラリアのホームステイでは、水質や気候の違いから、髪や頭皮に負担がかかることがあります。

そのため、シャンプーを自分に合ったものにするだけでも快適さが大きく変わります。

特に長期滞在を予定している方や、髪や頭皮が敏感な方は、しっかり準備と心がけをすることが大切です。

そうすることで、オーストラリアでのホームステイ生活をより快適に過ごすことができるでしょう。